It was our dream to create all Japanese guitar. This straight-grain made by an excellent compressing skill was nothing but perfect for Singular 1 to project our concept.

Chief luthier of Singular SAITARO KITADE has done the design and the planning by 3D CAD, using the latest modeling machine but also applying handmade craft skill. Singular 1 is being finished one by one by hand at the atelier in Kanazawa.

Singularの製品は、マスター・ルシアーである北出斎太郎が3D CADでデザイン・設計し、最新のモデリングマシンなどを駆使しながら、手仕事による工芸技術を取り入れ、一本ずつ金沢の自社工房にてハンドメイドで仕上げています。

エレキギターの発明は1930年頃と言われています。

現在の原型となるモデルの登場から100年も経っておらず、まだ歴史の浅い楽器と言えます。

そして日本に於いては国産エレキギターが本格化してきたのがビートルズが来日した60年代以降と言われています。センセーショナルな登場からたった数十年の歴史と考えれば、エレキギターはイノベーションの余地が残されている楽器であり、まだ進化の途中とも言えます。

エレキギターに使用する木材は一般的に海外から輸入された広葉樹が適していると言われています。SINGULAR®ではファーストモデルを開発していく中でR&Dを重ねた結果、ボディとネックに採用した素材は針葉樹である「Japanese Cedar（杉）」でした。

我が国に於いて杉は豊富な木材で、その木目も美しいものの柔らかすぎるために普段はエレキギターのように強度が必要な製品に使われることは殆どありませんでした。

しかし、飛騨産業が開発した杉の圧縮技術、当社の3D CAD技術と精度の高い手仕事の合せ技により、杉のウィークポイントを克服し、国産素材でのエレキギター開発が可能となりました。

この圧縮杉の木目を初めて目にした時に国産木材が持つ機能性と、日本で築き上げられた木材加工の技術との合せ技で生まれた結晶のような意匠であり、我々が目指す純国産ギターをカタチづくる上で最適な材料であると感じ、Singularのコンセプトを象徴した意匠とも言えるこの圧縮杉の柾目をSingular1のデザインと機能の骨格としました。

工房がある金沢は、工芸や職人の町として知られています。

隣接する富山県や福井県も、ものづくりが盛んな素晴らしい町です。

SINGULAR®ではその地の利を得て工芸技術や職人の技を積極的にものづくりに取り入れており、製品の一部には職人によるハンドメイドのパーツも使用しています。今後は更にオリジナルパーツの開発を進めて行く計画です。

楽器は手にした時のバランスがプレイアビリティに大きく影響を与え、もちろん音にも影響します。SINGULAR®では名器と言われている多くの楽器を検証し、重心のバランス や音響特性などを可視化したデータを元に独自の理論でデザインをしています。これまでに無い印象的なルックスとプレイアビリティを是非ご体験下さい。

SINGULAR®は音楽とものづくりが大好きなメンバーが結集し、創業しました。

私達は独自のアイデアと技術を駆使し、美しく、良い音を奏で、末永く愛して頂ける最高の製品を作り、プレイヤーの皆様からの信頼と支持を得て、音楽そのものに貢献して行く事を目指しています。